倫理的配慮

参加による利益

このプログラムが、参加者の皆さんにすぐに役立つとは限りません。しかし、この成果は、今後の職場と家庭のストレスに関する研究の発展に役立つと期待されています。したがって、長い目で見たときに、参加者の皆さんや、子育てをしている皆さんの仕事と家庭の調和に役立つ情報を発信できると考えています。

参加による不利益

プログラムを受けることで、拘束される時間が生じます。またアンケートに回答することで、時間的・心理的負担が生じる可能性があります。

プログラム参加への協力の任意性と撤回の自由

このプログラムの参加に参加するかどうかは皆様の自由です。参加しなくても、また、途中で参加を中止しても不利益が及ぶことはありませんし、理由を言う必要もありません。また、お答えいただいたアンケートなども、ご要望があれば可能な範囲で破棄します。また、パートナーから同意が得られなかった場合、プログラム参加者様のみでも、本プログラムへ参加することができます。

個人情報の保護

このプログラムに関わる資料・結果などは、第三者に漏えいすることのないよう、慎重に取り扱います。プログラム参加者の情報・データは、分析する前に氏名・メールアドレスなどの個人情報を削り、代わりに新しく符号をつけ、どなたのものか分からないようにした上でファイル化され、慶應義塾大学総合政策学部島津研究室にて厳重保管とデータ集計を行います。個人情報の含まれている資料(同意書)は同研究室内の鍵のかかる場所に管理し、外部へは持ち出しません。メールアドレスは、㈱シロシベと慶應義塾大学総合政策学部で管理を致します。外部へ漏れることのないよう、メールアドレスの保管は、スタンドアローンのパソコンで行い、配信の際は、ウイルスソフトをインストールしているパソコンを用いて配信します。

研究体制

調査機関:慶應義塾大学総合政策学部
研究代表者:島津明人(慶應義塾大学総合政策学部 教授)
外部委託先:株式会社シロシベ
担当業務:調査システムの開発、Webページの作成、謝礼(Amazonギフト券)送付事務

プログラムの結果の公表

プログラムの成果は、プログラム参加者の氏名など個人情報が分からないようにした上で、学会発表や学術雑誌及びデータベース上等で公表します。

プログラム終了後の資料の取扱方針

プログラム参加者からいただいた資料(データ)は、このプログラムのためにのみ使用します。しかし、もしプログラム参加者が同意してくだされば、将来の研究のための貴重な資源として、プログラム終了後も引き続き保管します。その際、符号により誰の資料(データ)かが分からないようにした上で保管します。

あなたの費用負担について

ご参加者に参加費を求めることはありませんが、会場までの交通費・アンケート回答の際のインターネット使用料を負担して頂きます。なお、謝金は1000円分のAmazonギフトカードとなります。

その他

※本研究の結果として特許権などが生じる可能性がありますが、その権利は国、研究機関、民間企業を含む共同研究機関及び研究従事者などに属し、皆様はこの特許権等を持ちません。また、その特許権等に基づき経済的利益が生じる可能性がありますが、これについての権利も持ちません。

※このプログラムは東京大学医学部倫理委員会の承認を受けて実施するものです。

※このプログラムは日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究A)「ワーク・ライフ・バランスの向上を通じた労働者・夫婦・親子の健康支援に関する研究(研究代表者:島津明人) (研究課題番号:15H01832)から支出されています。本研究に関して、開示すべき利益相反関係はございません。